【FXと株って何が違うの？】特徴とメリット、デメリットを徹底解説！！
【FXと株って何が違うの？】特徴とメリット、デメリットを徹底解説！！
「FXと株って何が違うの？」
たまにこのような質問が来ます。
確かに、自分で取引を行ったことのない人はどちらも同じような事だと感じてしまうかもしれません。
外国為替市場（FX）と株式市場（株）は、異なる金融市場であり、それぞれ独自の特徴とメリット、デメリットが存在します。
これから、それぞれの違いと特徴、そしてメリット、デメリットを説明します。
外国為替市場（FX）
1. 市場の対象
FX市場は通貨ペアを対象としており、異なる通貨同士の交換レートに基づいて取引が行われます。
2. 取引時間
FX市場は週中ほぼ24時間取引可能で、世界中の主要金融センターが交互に取引を行うため、週末を除いてほぼ一貫して市場が開いています。
3. レバレッジ
FX取引は一般的にレバレッジを使用することができ、少額の証拠金で大きな取引を行うことが可能です。
国内口座であれば、最大２５倍までのレバレッジを使用することができます。
２５倍ということは、手元に１０万円ある場合、最大で２５０万円までの取引ができます。
海外口座であれば、FX会社によっては９９９倍、１０００倍のレバレッジを使用することもできます。
しかし、高いレバレッジはリスクも高まることを意味します。
まさにハイリスク、ハイリターンです。
そのため、レバレッジのかけ過ぎは注意がです。
4. ボラティリティ
ボラティリティとは、価格変動の度合いを示す言葉です。
FX市場は日々の為替レートの変動が大きい傾向があり、ボラティリティが高い特徴があります。
5. 主要な参加者
中央銀行、金融機関、企業、投資家などがFX市場に参加します。
FXのメリット
- レバレッジを使用して、少額の証拠金で大きな取引が可能。
- これにより、利益の拡大が見込めるが、同時に損失も拡大する可能性がある。
- 24時間取引可能なため、世界中の時差を利用していつでも取引ができる。
- 為替相場は経済ニュースや政治的出来事に影響されやすいため、市場の動向が他の要因と関連していることが多い。
FXのデメリット
- 高いボラティリティがあるため、急激な価格変動が発生することがある。
- レバレッジを誤って使用すると、大きな損失を被る可能性がある。
- 為替相場は予測困難な場合があり、市場の動向を正確に予測することが難しい。
株式市場（株）
1. 市場の対象
株式市場では、企業が発行する株式（株主権を持つ証券）が対象となります。投資家は企業の株式を購入し、所有することでその企業の一部となります。
2. 取引時間
株式市場は通常、平日の特定の時間帯に取引が行われます。主要な株式市場には取引所の営業時間が定められています。
3. レバレッジ
一般的に、株式取引ではレバレッジを使用することは難しく、自己資金での投資が主流です。これにより、リスクをコントロールしやすくなります。
4. ボラティリティ
株式市場も日々の価格変動がありますが、FX市場ほどのボラティリティは一般的にありません。
5. 主要な参加者： 投資家、機関投資家、個人投資家、ファンドなどが株式市場で取引を行います。
株のメリット
株のデメリット
- 株価は市場の期待や感情に左右されることがあり、一時的な価格変動が大きいことがある。
- 株式投資は企業の業績や市場のトレンドを予測する必要があるため、専門的な知識やリサーチが必要。
- 長期的な投資ではあるが、株価の下落により損失を被る可能性もある。
どちらの市場も独自のリスクとチャンスを持っています。
投資を検討する際には、自身の投資目標やリスク許容度に合った選択をすることが重要です。また、投資に関する十分な知識を持ち、専門家のアドバイスを受けることもおすすめです。
